01 Penguin's Detour
[00:17.34] すっかり乗り慣れたフライトで
[00:18.85] 今日こそ堕ちてくれないだろうかと
[00:20.62] 頬杖ついて雲を眺める話をあと何度しよう
[00:24.93] 誰かを言い負かす為の機会を
[00:26.96] 何かにつけ狙っていた暮らしも
[00:28.98] 未だに古くなっちゃくれない
[00:31.00] ー
[00:33.02] 優しくしてくれたあの子にまでも
[00:35.05] どうせ心の中じゃ、なんてことを
[00:36.82] 思ってしまったのもつい最近ではあるけれど
[00:40.86] 小指に巻いた絆創膏が見えるようにと
[00:43.54] 近づいたばっかりに
[00:44.81] 本当は無かった傷が欲しくなる
[00:47.08] ー
[00:49.09] 洒落っ気に欠けていた生返事を
[00:53.14] 嫌ってくれとまでは言えないけど
[00:56.94] 攫っていった未来に「そうかそうか」と頷いて
[01:01.24] 歩いた地上でのこと
[01:03.53] ー
[01:05.06] 飛べない鳥になっていた ふらり彷徨ったまま
[01:08.85] 空からじゃ見られない眺めがあるんだと
[01:12.39] 言葉へ落とし込んで最後 嘘に変わってもね
[01:16.69] ただそれとなく伝わるものがあればいい
[01:20.74] ー
[01:36.69] ぼんやり難しく思うこともそれなりに愛しくなれることを
[01:40.48] 知ってか知らでか分かったフリばかりが上手い人を
[01:44.53] 嘲たことは無いといったものの
[01:46.56] 意味もなくケラケラと笑う僕を
[01:48.33] 言い表せた文字が欲しくなる
[01:50.86] ー
[01:52.63] 黙っていれば誰かが口を開くもの
[01:56.44] 座って待っていましょう お茶を飲みながらでも
[02:00.23] 狂っちまった時代よさらば 「お先にどうぞ」と
[02:05.04] 静かに言った後
[02:07.31] ー
[02:08.33] 泳げない魚になっていた ひとり強張ったまま
[02:12.37] 水面に歪んだ自分の姿を
[02:16.18] 記憶へ落とし込んで誰も悪くないんだってね
[02:20.23] ただ一度だけ思わせるものがあればいい
[02:24.03] ー
[02:32.39] 誰のせいだろう 僕のせいかも
[02:34.16] いや、きっとあいつのせいだのと
[02:36.19] 暗くなる外 張り詰める場所
[02:37.95] 繰り出す一人分の音
[02:39.98] 「あなたに分からないだろうけど」
[02:42.03] 言葉尻にはそう言い捨ててやろう
[02:44.06] でも 嗚呼もう いつまで経っても救われない歌よ
[02:46.84] ー
[02:47.86] あるはずがなくなっていた ゆらり揺蕩ったまま
[02:51.67] 寄る辺なく縋っていたはずだったのに
[02:55.98] 思いを遡ってみたって思い出せないね
[03:00.03] それが端からあったものなのかすら
[03:03.58] ー
[03:04.08] 飛べない鳥になっていた ふらり彷徨ったまま
[03:07.87] 空からじゃ見られない眺めがあるんだと
[03:11.67] 言葉へ落とし込んで最後 嘘に変わってもね
[03:15.98] ただそれとなく伝わるものがあればいい
