天体観測
[00:30.03] 午前二時 フミキリに 望遠鏡を担いでった
[00:35.78] ベルトに結んだラジオ 雨は降らないらしい
[00:41.53] 二分後に君が来た 大袈裟な荷物しょって来た
[00:47.53] 始めようか天体観測 ほうき星を探して
[00:53.28] 深い闇に飲まれないように 精一杯だった
[00:59.28] 君の震える手を 握ろうとした あの日は
[01:05.03] 見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ
[01:10.78] 静寂を切り裂いて いくつも声が生まれたよ
[01:16.78] 明日が僕らを呼んだって 返事もろくにしなかった
[01:22.52] 「イマ」というほうき星 君と二人追いかけていた
[01:31.06] 気が付けばいつだって ひたすら何か探している
[01:36.81] 幸せの定義とか 哀しみの置き場とか
[01:42.81] 生まれたら死ぬまで ずっと探してる
[01:47.80] さぁ 始めようか 天体観測 ほうき星を探して
[01:54.56] 今まで見付けたモノは全部覚えている
[02:00.31] 君の震える手を 握れなかった痛みも
[02:06.05] 知らないモノを知ろうとして 望遠鏡を覗き込んだ
[02:12.06] 暗闇を照らす様な 微かな光 探したよ
[02:17.81] そうして知った痛みを 未だに僕は覚えている
[02:23.56] 「イマ」というほうき星 今も一人追いかけている
[02:35.56] 背が伸びるにつれて 伝えたいことも増えてった
[02:41.56] 宛名のない手紙も 崩れる程 重なった
[02:46.81] 僕は元気でいるよ 心配事も少ないよ
[02:52.56] ただひとつ 今も思い出すよ
[02:58.56] 予報外れの雨に打たれて 泣き出しそうな
[03:04.31] 君の震える手を 握れなかった あの日を
[03:10.31] 見えてるモノを見落として 望遠鏡をまた担いで
[03:16.06] 静寂と暗闇の 帰り道を駆け抜けた
[03:21.80] そうして知った痛みが 未だに僕を支えている
[03:27.56] 「イマ」というほうき星 今も一人追いかけている
[03:33.31] もう一度君に会おうとして 望遠鏡をまた担いで
[03:39.31] 前と同じ午前二時 フミキリまで駆けてくよ
[03:45.06] 始めようか天体観測 二分後に君が来なくとも
[03:51.06] 「イマ」というほうき星 君と二人追いかけている
