06. 갻I갽 Novel
[00:08.53] ずいぶん長らく歩いてきたような そんな気がしていただけなんだ
[00:14.53] 小説にしたらせいぜい まだ三行目あたりのこの人生
[00:19.55] カバーもまだ 題名もまだ 決まらずに書き始めちゃったから
[00:24.69] どこでどうしてどうなってって順序よく 収まりつかないや
[00:29.94] 今日はただただもう さぁダラダラしようと 物思いにふけてても
[00:35.44] 早くも僕の胸はもぞもぞと動きだす だって
[00:40.43] 心臓は脈打ち 何ccかの血を全身へと送りだしを繰り返し
[00:47.94] 今日も休まず僕は僕を生かし
[00:51.07] 辻褄あわぬストーリーに ほろ苦い顔で見るストーリー
[00:55.83] 誇れるほどのものはまだないが 僕だけに光るものはあんだ
[01:00.82] 塗りつぶしたい? 破り捨てたい? 過去があろうとも汚れのない
[01:06.32] 物語など僕は惹かれない あぁ 一瞬先の自分さえ
[01:12.73] もう待てないよ 今すぐでも会いたいよ
[01:16.63] うかうかしてらんないの
[01:24.63] はみ出した君の痛みが 壊れないようにと涙した
[01:29.62] ひょっとしたら もしかしたら それはいつかのあの僕だった
[01:35.13] 輝いた朝の光が 水たまりを蹴って飛び散った
[01:40.13] あのどれかが今の君なら いいな いいな
[01:48.13] どっかの誰かが勝手に君のことを あーとかこーとか言ったり
[01:53.38] いつのまにか 君のブックの表紙に名前 勝手につけて
[01:58.62] 頭きたよ 頭悪いけど あんたに言われる筋合いはねぇから
[02:03.88] とっとといなくなっとくれ これ電車賃 受け取っとくれ
[02:09.13] どうにもこうにもいかない時でも どうにかこうにか
[02:14.62] ここまできたんだよ 今自信を持って言えるのは
[02:19.38] 僕を乗りこなせんのは こいつの勝手がそうわかんのは
[02:24.13] 他にゃいないんだ このおいらにゃこのポンコツくらいが丁度いいんだ
[02:29.38] でもあわよくば まぁいつの日か この僕のこと この僕よりも
[02:34.63] より分かって笑ってくれる人と 出逢えるといいな なんて
[02:39.87] その時まで待てないよ 今すぐ抱きしめたいよ
[02:45.12] この手で温めたいよ
[02:53.13] 飛び出した白い光が 奇跡と合わさって芽を出した
[02:58.53] それが僕なら いいさそれなら いっそ奇跡使い果たすんだ
[03:03.77] 溢れ出した君の涙が 無駄にならぬようにと駆け出した
[03:08.68] それを見た僕が胸に抱く気持ち なんて美しいんだ
[03:16.68] 1秒先で輝いて 見えるものだけ追いかけて
[03:22.18] 「間違いなんてないんだから」 そんな言葉を真に受けて
[03:27.17] ゼロで生まれた僕なのに 今名前を呼ぶ人がいて
[03:32.43] 当たり前などない脳に 産み落としてくれて ありがとう
[04:10.93] 例え1ページで終わる命も 1000ページに及ぶ命も
[04:16.43] 比べられるようなもんではない 同じ輝きを放つに違いない
[04:22.18] あいまい 何の気ない 言葉延々紡ぐ暇などない
[04:26.93] 1ページを生きた少年の 本には誰よりも光る一行が
[04:35.43] 綴られているんだ そう信じてやまないんだ
[04:40.18] もうジタバタしてたいんだ
[04:44.92] 僕もどれだけ遺せんだ ねぇどれだけ生きれんだ
[04:50.43] 時間以外の単位で
[05:01.18] はみ出した君の痛みが 壊れないようにと涙した
[05:06.17] ひょっとしたら もしかしたら 君の優しさの影だった
[05:11.67] 輝いた朝の光が 水たまりを蹴って飛び散った
[05:16.42] あのどれかが今の君なら いいな いいな いいな
