1-01_ホワイトノイズ[1]
[00:20.00] 街を切り裂くような排気音が
[00:26.00] 足元で唸っている
[00:29.00] 猛スピードで進む
[00:33.00] 消えたテールランプの在り処
[00:38.00] 探して真っ直ぐに
[00:47.00] 闇をスクラップにする強さで
[00:52.00] ひた走る道路にはもう
[00:56.00] 街灯さえないけれど
[01:00.00] きっとヘッドライトひとつあれば
[01:06.00] 何も要らないな
[01:10.00] 瓦礫の下に埋もれた弱虫の声は
[01:17.00] いくら耳すましても聞こえやしないさ
[01:24.00] 追いかけてくる後悔が視界を塞ぐ前に
[01:30.00] 追いついた未来の端っこで何度も
[01:35.00] あなたを救い出すよ
[01:44.00] 不意に記憶がブレーキをかけた
[01:49.00] 舌打ちの矛先は
[01:53.00] 覗き込むミラーの向こう
[01:57.00] 自分の意気地無さに気づいている
[02:03.00] 時間などないのに
[02:06.00] 瓦礫の下から漏れた弱虫の声は
[02:14.00] いくら耳塞いでも痛いほど響いてた
[02:21.00] あの日誓ったリベンジを忘れてたまるかと
[02:27.00] 震えた心が今もうるさいほど
[02:32.00] その名前を叫んでる
[02:41.00] ヒーローぶって笑っていた
[02:45.00] あなたの両頬を
[02:48.00] 拭うまで止まらない
[02:53.00] ああそうさ あの夜から あなたを迎えに来たんだ
[03:00.00] 何度しくじろうとも
[03:17.00] ヒーローぶって笑っていた
[03:22.00] あなたの絶望を
[03:25.00] 抱き締めるまで負けない
[03:30.00] 運命に殴られても
[03:33.00] 痛くも痒くもないと
[03:37.00] 道路を駆け抜けてく
[03:44.00] 瓦礫の下に埋もれた声を掻き消しながら
