僕が死のうと思ったのは
[00:24.61] 僕が死のうと思ったのは ウミネコが桟橋で鳴いたから
[00:36.58] 波の随意に浮かんで消える 過去も啄ばんで飛んでいけ
[00:48.53] 僕が死のうと思ったのは 誕生日に杏の花が咲いたから
[01:00.48] その木漏れ日でうたた寝したら 虫の死骸と土になれるかな
[01:12.96] 薄荷飴 漁港の灯台 錆びたアーチ橋 捨てた自転車
[01:18.81] 木造の駅のストーブの前で どこにも旅立てない心
[01:25.19] 今日はまるで昨日みたいだ 明日を変えるなら今日を変えなきゃ
[01:31.29] 分かってる 分かってる けれど
[01:39.53] 僕が死のうと思ったのは 心が空っぽになったから
[01:51.48] 満たされないと泣いているのは きっと満たされたいと願うから
[02:15.66] 僕が死のうと思ったのは 靴紐が解けたから
[02:27.62] 結びなおすのは苦手なんだよ 人との繋がりもまた然り
[02:39.84] 僕が死のうと思ったのは 少年が僕を見つめていたから
[02:52.06] ベッドの上で土下座してるよ あの日の僕にごめんなさいと
[03:04.27] パソコンの薄明かり 上階の部屋の生活音
[03:10.04] インターフォンのチャイムの音 耳を塞ぐ鳥かごの少年
[03:16.68] 見えない敵と戦ってる 六畳一間のドンキホーテ
[03:22.78] ゴールはどうせ醜いものさ
[03:31.02] 僕が死のうと思ったのは 冷たい人と言われたから
[03:42.97] 愛されたいと泣いているのは 人の温もりを知ってしまったから
[03:54.93] 僕が死のうと思ったのは あなたが綺麗に笑うから
[04:07.16] 死ぬことばかり考えてしまうのは きっと生きる事に真面目すぎるから
[04:19.89] 僕が死のうと思ったのは まだあなたに出会ってなかったから
[04:31.86] あなたのような人が生まれた 世界を少し好きになったよ
[04:43.83] あなたのような人が生きてる 世界に少し期待するよ
