2. フェザースノウ
[00:01.95] 『決して慣れることのない緊張感を
[00:04.61] 伴うレジスタンスでの生活。
[00:07.53] 行動を共にする機会の多いシグと
[00:09.83] カナリアの間には、
[00:11.50] いつしか小さな恋心が
[00:13.39] 芽生えはじめて……。
[00:15.41] 二人に降り注ぐ不思議な浮遊感。
[00:19.13] それは、初めての恋』
[00:24.65] 「好き、って言葉は強いね。
[00:26.76] 頑張れる力になる!
[00:28.90] そう思わない?」
[00:32.26] 水面は澄んで気持ちが上がる
[00:38.40] 一歩進んで二歩下がる
[00:43.97] 絶妙な距離感で傍からはどう見ても
[00:49.82] 二人の想いわかっちゃうのにさ
[00:56.20] 眼を奪われているのがバレて
[01:02.04] からかわれちゃって遊ばれて
[01:07.62] 悲壮感が薄れて爽やかな風が吹く
[01:13.47] 笑顔の花が咲いた
[01:19.56] 「空から降り注ぐのが、
[01:24.78] この瞬間みたいに優しい
[01:28.51] 光ばかりだったらいいのにね」
[01:34.63] その幻想の蕾は羽化しない事を
[01:39.58] 知りながら
[01:53.91] 明日会えなくなるかもしれない
[01:59.76] 命を落とすかもしれない
[02:05.33] 感傷を消すように
[02:08.26] ここにいる誰もがさ
[02:11.44] どこか壁を張ってた
[02:17.20] 失うことの怖さを知るからこそ
[02:24.10] 今この場所に立ってるんだ
[02:28.62] それでもその壁を壊す強さを
[02:34.73] 二人は淡いキスで示してみせた
[02:49.77] その幸せは真雪のようにあっけなく
[02:58.83] 溶けてしまった
[03:01.77] きっかけさえなく少女は
[03:07.61] 原因不明の高熱に倒れて
[03:15.32] 生死の境へ
[03:18.76] 「――どうして!!?」
[03:27.00] 「空から降り注ぐのが
[03:32.31] この瞬間みたいに優しい
[03:36.04] 光ばかりだったらいいのにね」
[03:42.14] その幻想の蕾はほら案の定
[03:47.72] 彼らのためには花開くことなく
[03:53.83] 壊れたみたいな枯れた笑いだけ
[03:58.88] 残されて――
[04:02.61] 『シグの献身的な
[04:03.57] 看病のおかげもあってか、
[04:05.43] 意識を取り戻したカナリア。
[04:08.25] けれど目を覚ました少女は、
[04:10.11] この5年間の記憶を
[04:11.96] 完全に喪失していて――』
[04:15.58] 「んー?あなたは、誰……?」
[04:20.27] 『遠くで、鴉が鳴いていた。
[04:23.10] 笑うように、蔑むように――』
