6. 運命性トライアングル
[00:00.18] 不思議なその関係性の
[00:05.52] 再構築は難しくて
[00:10.57] けどそうじゃない、元は関係ない
[00:16.14] 新しい二人を構築するんだ
[00:34.11] 「早くっ!こっちこっち!
[00:36.79] ほら、置いていっちゃうよー?」
[00:42.10] 『運命の日から半年が過ぎて、
[00:44.76] どこかぎこちなかった
[00:46.09] 二人の関係は、
[00:47.94] 恋人とまでは言えないまでも
[00:50.07] 少しずつその距離を縮め始めていた。
[00:54.84] 少女のその幼さは
[00:56.18] 解消されなかったけれど、
[00:58.58] 今の二人にはそれがいいのだと、
[01:01.22] シグは笑って』
[01:02.54] 眠らない少女はその欠落埋めるみたいに
[01:12.92] 真昼も夜も好奇心を抑えることなく走る
[01:23.81] 「保護者役はキミだろう?」
[01:28.08] からかわれるけど
[01:33.39] 満更でもない自分がいて
[01:38.42] 片時も離れず一緒にいたんだ
[01:46.40] いつか大人になって
[01:48.72] こんなセカイを変えて
[01:51.38] キミがそのままありのままの
[01:56.42] 笑顔でいれるように
[01:59.07] 隣にいれるように
[02:01.46] それだけは失くさないように
[02:06.80] ただ今は願う――
[02:40.43] 二人の間に吹いていた
[02:48.12] なだらかで平穏な風向きが変わる
[03:03.01] 駐留するオアシスに
[03:06.64] 見知らぬ少女が
[03:09.02] 息を切らし涙さえ浮かべて
[03:13.54] 突然現れた
[03:16.75] どこか懐かしそうに人々を見回して
[03:24.70] シグの姿を見ると
[03:28.69] その胸に飛び込んだ
[03:32.94] 呼吸が止まる位
[03:36.38] 少女は泣いて泣いて泣いてまた泣いて
[03:40.53] 言葉にならない想いの
[03:48.24] 重さに立ってなんていられない
[03:50.27] 離れてなんて言えない
[03:52.14] 全身から伝わる熱に
[03:55.85] 不意に気圧されて奪われて
[04:03.56] 平常心取り戻した
[04:11.25] 彼女の口から語られ始める
[04:18.95] その事実は たどたどしく 重苦しく
[04:30.38] けれど鮮明に
[04:34.37] 魔法のように霞を消し払った
[05:25.14] 探して探して
[05:28.58] 少女はずっとずっとずっとあきらめず
[05:32.83] 守り続けた想いを
[05:40.27] 遂げてもう立ってなんていられない
[05:42.41] 離れてなんて言わせない
[05:44.52] 全身から伝える熱で
[05:48.25] 失った時を埋めてゆく
[05:55.68] 歌うみたいにほくそ笑む声
[06:01.26] 洩らす女は鴉を従えて
[06:07.11] 翻弄される
[06:10.03] 意のままに動く三人を見て小さく頷き
[06:18.80] 黒い羽 空に投げ飛ばした
[06:27.76] 『少女の口から告げられたのは、
[06:30.14] 俄かには信じられない突拍子もないことばかり。
[06:34.84] けれど、
[06:35.80] 彼女が涙ながらに語る少年との5年間の
[06:39.43] 思い出は紛れもなく、
[06:41.55] 一片の偽りもなく真実で……』
[06:45.82] 「会いたかった……ずっとずっと、
[06:49.72] 会いたかったようっ――」
[06:53.15] 「お兄ちゃん、この人は誰?
[06:56.34] お友達……?」
[06:59.18] 一度あきらめた歯車
[07:05.20] それがなくても形変えて
[07:11.61] どうにか廻るようになった今戻っても
[07:21.17] 居場所はどこにあるだろう――?
