9. 廃園イデア
[00:02.58] 『魔女の使いである女は、
[00:05.14] 黒い鴉を腕に、
[00:06.92] 廃色に既定されたラインの上を歩き始める。
[00:11.17] その線は、ただ底のない絶望だけをどこまでも描いて……』
[00:18.08] 「メリクルベル様への手土産がもうひとつ増えた。
[00:22.76] 喜んでいただけるかしら?
[00:25.09] ねぇ、フィーナ?
[00:27.74] さあ、これで準備はできた。
[00:33.06] ――はじめるとしましょう」
[00:47.57] 喪失性質は異質 藍色のirony廃路に
[00:54.91] 今囚われた爪弾く歪 庭園の華
[01:02.53] 虚勢と余勢の抑制 義勇兵 幽閉幻影
[01:09.81] 殉教の嘘 原初幻想
[01:13.79] 偽装の理想を踏み破った
[01:18.32] 夜に乱れた手負いの闇 それは玲瓏
[01:25.23] 虚構の繭
[01:27.09] 読み解いた少女に、
[01:29.48] もうセカイは変えられない
[01:32.66] Idea フィナーレは咲かない
[01:36.37] 永訣の風探し続けても
[01:40.09] ほら、崩れ落ちた
[01:43.82] 瓦礫に閉ざされて
[01:47.80] さあ、罪悪の庭で
[01:51.52] 患者の群れと踊り続けよう
[01:54.97] フェザーシャワーを幻視したような
[01:58.96] 虹彩の咎、さよなら
[02:18.35] 象徴 嘲笑 焦燥 猜疑心 白紙の核心
[02:25.44] 今飾られた重奏の下には合歓の花
[02:33.42] 穿った 縋った姿は
[02:36.61] 音律の羅列と規律に
[02:40.58] 不機嫌な自傷 淘汰統制
[02:44.58] 構築自我さえ売り渡した
[02:48.82] なくさないように鳥篭の中
[02:53.60] それは束縛?
[02:56.00] 虚影を追い走り出した少女に、
[03:00.28] もうセカイは動かせない
[03:03.44] Idea 虹なら架からない
[03:06.91] 遠い背中を探し続けても
[03:10.88] ほら、消えていった
[03:14.60] 砂礫に閉ざされて
[03:18.59] さあ、最愛の夢へ
[03:22.31] 甘い記憶と共に溶け込もう
[03:25.77] 失った線を血で描き換えて
[03:29.92] 嫌な現実に、さよなら
[03:58.81] 透明な共鳴から
[04:01.64] 無数の言葉が生まれて
[04:04.58] あっさりと忘れかけた
[04:07.23] 案外簡単にさ
[04:13.61] Idea フィナーレは咲かない
[04:17.59] 永訣の風探し続けても
[04:21.32] ほら、崩れ落ちた
[04:25.30] 瓦礫に閉ざされて
[04:29.02] さあ、罪悪の庭で
[04:32.73] 患者の群れと踊り続けよう
[04:36.19] フェザーシャワーを幻視したような
[04:40.44] 虹彩の咎、さよなら
[04:46.02] 「道を間違えるな、って言ってもらってたのに……私、なんで――」
[04:56.38] 「あら、間違いなんかじゃないでしょう?
[04:59.84] これがあなたの辿るべき道。
[05:03.02] 他ならぬメリクルベル様がそう
[05:05.12] 決めたのだもの」
[05:09.26] 『全てのラインはいつか
[05:11.03] 一つに繋がって。
[05:13.43] その先にはどう足掻いても死しかない。
[05:17.67] ――第3の魔女の物語への扉が、
[05:21.04] 今開かれる』
